ボルドー・バブル崩壊 高騰する「液体資産」の行方 (講談社＋α新書)

価格： 920円　レビュー評価：4.5 レビュー数：3

90年半ば頃までだろうか、ボルドーのワインはたとえ一級シャトーでも普通の人が無理をすれば買えない価格ではなかった。その頃までなら、一級シャトーを飲み比べてテロワールやヴィンテージの違いを実感することが、普通の人でも可能だったと思う。


それが、今ではよほどの資産家でもないとそのようなことは不可能な時代となってしまった。結局のところ、ボルドーは、特に一級シャトーやスーパーセカンドは、自分たちの商品をそれまでのようにマニアと対象とするのではなく、より高価格なラグジュアリーアイテムを目指すようになったと思う。





この本を読んでいて非常に気になるのが、結局、ボルドー
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